○0歳から
『くだもの』 平山 和子∥作 福音館書店
 子どもたちの大好きなくだものの絵本です。初めにくだものそのものの形がでてきます。スイカなんかは圧巻です。緑に黒の縞の大きなスイカが、ページをめくると食べやすい大きさに切られて、はい、どうぞ、と差し出されます。思わず口に入れてしまいそうなおいしさ。実際に、子どもたちはこの絵本を読むと、何度でもくだものが味わえます。じっくり味わってお読みください。

○3歳くらいから
『わたしのワンピース』 西巻 茅子∥作 こぐま社
 まっしろなきれがふわふわっと落ちてきて、それを拾ったうさぎは黒い足踏みミシンでカタカタとワンピースを縫います。このすてきなワンピースは、花畑を通れば花柄に、雨が降れば水玉模様に変わるのです。「ラララン ロロロン」と歌いながら、うさぎと一緒にお散歩しましょう。とても楽しい出来事が起きますよ。

○5歳くらいから
『じごくのそうべえ』 田島 征彦∥作 童心社
 ノリのいい大阪弁で、調子よく読んでもらいたい一冊です。
 軽業師のそうべえが綱渡りの途中で落っこちて、地獄の閻魔様の前へ。生前の行いが悪いと地獄行きで、苦しい罰が待っています。けれど、そうべえと山伏、歯ぬき師、医者の4人がそろえば、恐ろしい地獄もへっちゃら。勢いよく乗り越えていきます。これには閻魔様も困ります。さて、4人の地獄めぐり、最後はどうなったでしょうか。読んでのお楽しみ。